テーマ別資料紹介  持続可能な開発目標(SDGs/エス・ディー・ジーズ)という言葉を知っていますか?  ちまたでは、カラフルなロゴも見かけます。SDGsとは、2015年に国連サミットで採択された国際目標です。  2030年までに達成する17の目標が定められています。  自治体、企業、個人それぞれができることを考え、世界中がこの目標達成に向けて取り組んでいます。  今回は「SDGs」関連の資料を紹介します。 ・「まちの未来を描く!自治体のSDGs」   SDGsは、政府によって地方創生と結びつけられたこともあり、自治体におけるキーワードのひとつとなっている。   その活用に戸惑いを感じている人たちに向け、自分の部署で実践できる具体的な事例を多数紹介。   SDGsによる仕事の変化、業務とのつながりがわかる。   高木 超 著  学陽書房(2020)    ・「世界中の子どもの権利をまもる30の方法               〜だれひとり置き去りにしない!〜」   人身売買、子ども兵士、LGBT…。子どもたちが直面する問題を解決する30の方法を示した、国際理解・権利学習の入門書。   SDGs(持続可能な開発目標)を実践的に学べるヒントが満載。10代の中高生でもわかりやすいように平易な言葉で記載されており、   SDGsと子どもの権利がどのように関係しているかについても触れる。   国際子ども権利センター/甲斐田 万智子 編集  合同出版(2019)   ・「子ども支援とSDGs〜現場からの実証分析と提言〜」   子育て支援・子どもの貧困対策等の現場の第一線で活躍する執筆者らによる論考を集成。   テーマは、SDGsの精神をふまえた、地域や自治体における子育て支援、子どもの貧困対策である。   対象は、就学前から高校卒業までで、教育、保育、福祉など幅広い分野を横断的に扱い、徹底した実証分析を踏まえた政策提言を行う。   五石 敬路 編著  明石書店(2020)    ・雑誌(障害者福祉情報誌)  「新ノーマライゼーション 2020年4月号   特集 持続可能な開発目標(SDGs)誰一人取り残さない社会と障害者」   SDGs達成に向けた日本政府、SMBC日興証券(障がい者の雇用について)、生活協同組合の取組などを紹介。   日本障害者リハビリテーション協会 (2020) ・雑誌(市民活動総合情報誌)  「ウォロ No.513 2017年6・7月号   特集 世界と目指そうSDGs」  SDGsの達成に至る道のりを疑似体験する「2030 SDGs」というカードゲームを通じての活動や、  市民団体によるSDGsの取組の例などを紹介。また、SDGsの成立過程をずっと見てきた、  SDGs市民社会ネットワークの今田氏へのインタビュー記事も掲載。   大阪ボランティア協会 (2017) ・雑誌(福祉の総合情報誌)  「月刊福祉 2020年10月号   特集 SDGsは福祉に何をもたらすか」   SDGsは、日本においても福祉を含むすべての分野において、活動の指針となり得るものである。   社会保障制度のみならず、地球全体の持続可能性が問われているなかで、福祉関係者は、誰一人取り残さない支援を実現するために、   今後どのようにSDGsを組み込みながら事業展開し、利用者への支援を行っていくのかを考察。   全国社会福祉協議会(2020)