専門図書室からのお知らせ 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)2階の福祉図書・情報室です。 9月21日はアルツハイマーデー、そして9月はアルツハイマー月間です。 アルツハイマー、認知症についての理解を深め、認知症のような症状の方が困っているときは、ちょっとした手助けができるようになるといいですね。 誰もが罹患する可能性がある、認知症。認知症の人やその家族が安心して暮らせる社会の実現に向けて、考えてみませんか? 今回は、アルツハイマー、認知症についての資料を紹介します。 まるごとわかる!認知症 認知症は早期に診断・鑑別を行い、適切な対応をすることが求められる。 認知症についての基礎知識、アルツハイマー病をはじめとする認知症の原因疾患、BPSD(行動・心理症状)とその対処法について解説。 図表やイラストがたくさん使用されており、わかりやすい一冊。 羽生春夫 櫻井博文 著 南山堂 2020年発行 認知症コーチング 私たちのフリースタイル・ケア どう接したらいいの? 認知症の人との円滑で生き生きとしたコミュニケーション術を伝授。 各認知症の症状、特徴、考え方、認知症がある人の家族とのコミュニケーションのとり方、関わり方がスムーズになる方法、ケアする側のメンタルなどについても解説。 鯨岡栄一郎 著 ともあ 編集 ともあ 2020年発行 アルツハイマー病のことがわかる本 「アルツハイマー病」と「認知症」は同じもの?それぞれの病気を紹介。 アルツハイマー病は、長い長い時間をかけて進んでいく病気。 適切な対応を続けることで、進み方はさらにゆっくりになることが期待される。 認知症の発症・進行を防ぐ最新知識と暮らし方を紹介。 新井平伊 監修 講談社 2020年発行 認知症ケアの達人をめざす 予兆に気づきBPSDを予防して効果を見える化しよう 認知症の行動・心理症状(BPSD)の予防に向けて、予兆のとらえ方や必須となる考え方・知識を解説。 様々な局面に柔軟に対応するケアの力を身につけることができる。 認知症の行動・心理症状質問票(BPSD+Q)等も掲載。 山口晴保 著 協同医書出版社 2021年発行 認知症の人を理解したいと思ったとき読む本 正しい知識とやさしい寄り添い方 何度も同じことを聞く、いつも探しものをしている、ガスを消し忘れる…。 不可解な行動の理由がわかれば、対応のしかたは変えられる。 戸惑い振り回される家族に向けて、認知症の人の気持ちを知り、どう対応すべきかを解説。 内門 大丈 監修 大和出版 2018年発行 DVD 長編動画 毎日がアルツハイマー シリーズ三作品 映画監督の関口祐加氏が認知症の母と向き合い、介護、ケアのおわり、死について考え、撮り続けたドキュメンタリー映画シリーズ三作品。 1では、29年間母と離れて海外で暮らした娘が、母の介護の為、帰国し、今までのギャップを埋めるかのように母と寄り添う。 2では、母との生活の中で、「パーソンセンタードケア」というケア、言葉に出会い、関口監督は認知症介護最先端のイギリスへ飛ぶ。 ザ・ファイナルでは、介護者である関口監督が入院、手術。誰もがいつか迎える死を意識した監督は、 その後、国内外の医療、ケア施設を訪れ、緩和ケア、安楽死を含め、多様なケア、死の在り方を考察する。 シグロ 2012年〜2018年発行 資料を借りるには「福祉図書・情報室」のカードが必要です。 氏名と住所が確認できるもの(運転免許証、健康保険証など)があれば、カードを即日作成いたします。  お1人10冊(視聴覚資料はそのうち1本)まで、2週間の貸出しが可能です。 【休室日】毎月第3火曜日/年末年始/図書整理期間 【利用時間】午前10時〜午後6時 【ホームページ】http://ilisod001.apsel.jp/fukufukuplaza/wopc/pc/pages/TopPage.jsp 資料の返却について ふくふくプラザ「福祉図書・情報室」で借りた本は、図書室以外に、以下の場所でも返却できます。 ※図書に限ります。DVD(視聴覚資料)は福祉図書・情報室カウンターへ返却となります。 地下鉄博多駅・別府駅のお客様サービスセンター(定期券うりば) 福岡市総合図書館・各市民センター図書館・アミカス図書室  福岡県立図書館 ・市役所本庁舎1F 情報プラザ 他にも数カ所あります。 問合せ 福岡市社会福祉協議会 福祉図書・情報室 平田・楢崎 пF092-731-2946