ふくふくプラザ福祉図書・情報室 専門図書室からのお知らせ 令和6年5月作成 [テキスト訳凡例] タイトルの前には■、内容には□、著者等には●、出版者には◎、発行年には◆を付けています。 専門図書室からのお知らせ 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)2階の 福祉図書・情報室 です。 第211回通常国会において、「孤独・孤立対策推進法」が成立し、令和6年4月1日より施行されました。 今回は、“孤立対策”に関連する資料を紹介いたします。 ■世界をカエルSOS 10代からの羅針盤 遠くの人と手をつなぐ SOSの届け方 □東京都世田谷区存明寺のこども食堂や岩手県大槌町で学習支援と居場所づくりを行っている 「大槌臨学舎」などを取材し、子どもたちによりよい環境を作ろうとしている人たちを紹介する。 こども食堂や学習支援のアクセス情報も掲載。 ●千葉 望 著 ◎理論社 ◆2023年発行 ■ルポ 無縁遺骨 誰があなたを引き取るか □『朝日新聞』での連載を単行本化。高齢化と孤立化で「無縁遺骨」になる可能性は誰にでもある。 「葬る人が見つからない社会」や「異常死」など現代の孤独死に対する実態と墓じまいの現状を追う。 また、ひとりでも無縁にならないように支援している社会福祉協議会やNPO法人の活動も紹介。 ●森下 香枝 著 ◎朝日新聞出版 ◆2023年発行 ■75歳からの生き方ノート □高齢になってからの居場所の見つけ方や孤立からの抜け出し方、人生の終着点の考え方などを提案する。 定年後に新しい仕事に挑戦したり、80代になっても現役で働いている人など、500人以上の取材に基づいて より豊かに生きるための指針や方法を紹介。「リ・スターティングノート」付き。 ●楠木 新 著 ◎小学館 ◆2023年発行 ■社会的孤立死する高齢者たち 誰もが陥る可能性を避けるために □一人暮らしの高齢者は年々増加傾向にあり、新型コロナウイルスの影響によって社会から切り離されてしまった高齢者も少なくない。 そのような高齢者の置かれている状況や支援策などについて検討し、具体的な事例を用いながら高齢者の社会的孤立について考察する。 ●新井 康友 ほか 著 ◎日本機関紙出版センター ◆2022年発行 ■子どものための居場所論 異なることが豊かさになる □日本子どもを守る会の月刊誌『子どものしあわせ』で連載された「子どもの文化を生み出す『居場所』」をまとめたものを単行本化。 子どもがのびのびと生活でき、同時に地域社会を豊かにする「まなざし」のあり方を考える。 家庭と学校以外の子どもの居場所や子ども食堂の役割を解説し、困った時に困ったといえる相手がいる社会の目指し方を紹介。 ●阿比留 久美 著 ◎かもがわ出版 ◆2022年発行 ■高齢者の生活が劇的に変わるアプリ大全 □高齢者向けのスマホやタブレットを紹介し基本操作を掲載。 LINE、YouTube、メルカリをはじめ、降雨予測アプリや歩数計アプリなど高齢者の生活が変わるアプリを紹介する。 また、メール、音声・ビデオ通話など“つながる”ためのツールも解説。 ◎マイウェイ出版 ◆2022年発行