ふくふくプラザ福祉図書・情報室 専門図書室からのお知らせ 令和6年7月作成 [テキスト訳凡例] タイトルの前には■、内容には□、著者等には●、出版者には◎、発行年には◆を付けています。 専門図書室からのお知らせ 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)2階の 福祉図書・情報室 です。 今回は、福岡市での取り組み“みんながやさしい、みんなにやさしい「ユニバーサル都市・福岡」” に関連する資料を紹介いたします。 ■「良かったこと探し」から始めるアクセシブル社会 障害のある人の日常からヒントを探る □障がい者が普段の生活で感じている不便さや、出会って「良かったモノ・コト」を調査し、 導入されたシャンプー・リンスの触覚記号などを紹介する。 調査の背景や目的、調査方法に加えアンケート回答での「よかった人的対応」も収録。 不便なことだけに注目するのではなく改善された「良かった」へも目を向けることができる実例集。 ●星川 安之 著 ◎小学館 ◆2023年発行 ■奇跡のフォント 教科書が読めない子どもを知って-UDデジタル教科書体開発物語 □文字が重なって見えたり、反転して見えるなどの読み書きが困難な障がい「ディスレクシア」。 ディスレクシアの人も読みやすいフォントはどうやって生まれたのか? 「UDデジタル教科書体」を開発した書体デザイナーの著者が、試行錯誤したことや工夫したことを明かす。 ●高田 裕美 著 ◎時事通信出版局 ◆2023年発行 ■見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン □誰かの「困った」に工夫や改善を重ねながら、高齢者や障がい者のためだけではなく より多くの人が使いやすいよう、デザインの力でできることを紹介する。 色・文字・ことば・図解での「困った」に焦点を当てて、基礎知識と具体的な例で解説。 ●間嶋 沙知 著 ◎マイナビ出版 ◆2022年発行 ■コレぜ〜んぶUDなんです!! □高齢者や障がいのある人はもちろん、誰にでも便利で役立つユニバーサルデザイン。 ホームページやおもちゃ、トイレなどの事例を取り上げ「法人UDホットネット」の 理事長を務める著者がユニバーサルデザインについての知識を綴る。 ●伊藤 順子 著 ◎幻冬舎メディアコンサルティング ◆2022年発行 ■弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち □握る力が半分でいいホッチキス、カンタンにリングが開くリングファイル、 親指を動かすだけで切れるはさみ、筆圧がいらない筆ペン…。 脊柱側弯症、先天性ミオパチーのため車椅子を使用している著者が、弱い力でも使いやすい文具を紹介する。 Webマガジン「文具のとびら」での連載を書籍化。書籍本体は片手でも開きやすい背表紙がない糸綴じ本。 ●波子 著 ◎小学館クリエイティブ ◆2022年発行 ■今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい ユニバーサルデザインの本 第3版 □ユニバーサルデザインの基本的な知識や、これまでに取り組まれてきたユニバーサルデザインの商品・サービスを収録。 多様な人々が暮らす社会でユニバーサルデザインに取り組むため、高齢者や障がい者、 妊娠している人等の基本的な知識と誤解されがちな事例を紹介。 ●宮入 賢一郎・実利用者研究機構 著 ◎日刊工業新聞社 ◆2022年発行