ふくふくプラザ福祉図書・情報室 専門図書室からのお知らせ 令和7年9月作成 [テキスト訳凡例] タイトルの前には■、内容には□、著者等には●、出版者には◎、発行年には◆を付けています。 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)2階の 福祉図書・情報室 です。 2025年6月に「手話に関する施策の推進に関する法律(手話施策推進法)」が施行されました。 また、11月には、きこえない・きこえにくい人のためのオリンピック「デフリンピック」が東京で開催されます。 今回は「聴覚障がい」と「手話」に関連した資料を紹介いたします。 ■手話通訳者 きこえない人へのまなざしと権利擁護 □日本手話の始まりや聾唖運動、手話通訳のあり方等「きこえない人」への理解と権利擁護について収録。 また、手話通訳者のインタビュー等を紹介し、手話通訳者とは何する人かを「きこえる」立場から考察する。 ●西田 朗子 著 ◎クリエイツかもがわ ◆2025年発行 ■スマホで「超」入門! きょうから話せる手話ドリル □NHK「みんなの手話」の監修者による手話の入門書。 手話の基礎知識をわかりやすく解説しながら、単語を入れ替えて構文を繰り返し練習できるドリル形式を採用。 何度も繰り返し実践することで手話表現を身に着けることができる。「指文字五十音」や名字の手話等も収録。 ●NHK出版 編 ◎NHK出版 ◆2025年発行 ■コーダ 私たちの多様な語り―聞こえない親と聞こえる子どもとまわりの人々 □聞こえない親を持つ聞こえる子どもの「コーダ」。 年齢も性別も住む地域も違う6人のコーダがそれぞれの人生と思いを語る。 彼らの語りからコーダの共通点や多様性が見えてくる。 ●澁谷 智子 編 ◎生活書院 ◆2025年発行 ■ろう通訳ってなに? 新しい手話通訳のかたち □耳の聞こえない「ろう者」が通訳を担う手話通訳。 基本的には、音声話者(聴者)の言葉を耳の聞こえる通訳者が手話で表し、耳の聞こえないろう通訳者が、 ろう者に伝わる手話に置き換えて伝える方法を取ることで、より深く理解した通訳が可能になる。 ろう通訳者が必要な人や場面、ろう通訳者の使い方、ろう通訳者の資格化等について解説。 ●木村 晴美 編著 ◎生活書院 ◆2024年発行 ■わたしたちの手話 新しい手話2025 □日常生活で使われる手話をイラストとともにわかりやすく紹介。 言語・表現、社会・生活、仕事・IT、政治・経済、権利条約のジャンルに分け、 現在の社会で広く使われている用語や社会の変化に対応した最新の語彙等全164語を掲載。 ●全日本ろうあ連盟 著 ◎全日本ろうあ連盟 ◆2024年発行 ■いちばんやさしい手話 □手話の初心者が日常会話をするときに覚えておくと便利なフレーズを紹介。 あいさつや名前の表現、喜怒哀楽の表現、天気の表現、食べものの表現等、 手の形や動きを写真とともに解説する。「指文字一覧」シート付き。 ●南 瑠霞 著 ◎永岡書店 ◆2024年発行 ■耳がきこえないうささ ウワサのユニバーサルスポットをゆく □耳がきこえない著者が、障がいの有無や年齢・性別にかかわらず、 誰もが楽しめる「ユニバーサルな場所」での体験を漫画で紹介。 筆談や手話で注文できるカフェや手話で行われるお笑いライブ等を収録。 ●うささ 著 ◎産業編集センター ◆2025年発行